お芝居をしよう!2005-11-24 Thu 23:52
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吾ヤコ62005-11-17 Thu 03:50
――最初から、気に食わなかったんだよ。
中指突き立てられて、腹の立たない人間はいない。 それでものこのこ公園なんぞに連れ込まれ、最中ぱくついてるヤコの顔を見ている自分は、世界一心が広い。我ながらそう思った。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
ディランドゥ×ひとみ2005-11-16 Wed 01:40
「ぁあ…っ!」
腰を震わせ、長い息をつきながら、ディランドゥはひとみの中で、全てを放出する。やっと終わったのだとひとみがぼんやりと天井を眺めていると、不意に視界がゆらめいて、ひとみは夕暮れの草原の中、制服を着て立っていた。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
ディランドゥ×ひとみ2005-11-15 Tue 09:20
翌日、竜撃隊のひとり、シェスタがひとみのいる部屋の前を通りかかると、扉の前で、竜撃隊の面々が押し合いへしあいしながら、中の様子を見ているのを目撃した。
「…何やってるんだ、おまえら」 顔をしかめて声をかければ、ガァティが満面の笑みを浮かべて振り返る。 「占いだよ、占い!」 「はぁ?」 「昨日ディランドゥ様が連れて来た捕虜の占いが、すっげぇ当たるんだ!」 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
ディランドゥ×ひとみ2005-11-14 Mon 00:55
「こんな所で命を落とすなんて、バカなやつらだ…」
ザイバッハの所有する浮遊要塞ヴィワンから、一輪のバラが放られた。 「何の手柄にもなりはしないんだぞ、おまえたち…」 雲間へと吸い込まれていくバラを見ることもなく、ディランドゥは、しばし肩を震わせた。 ――ひとりにしないで… 「っ!」 突如脳裏に、泣きじゃくる女の子の姿が現れる。 ――ひとりに、しないでぇ…っ! 「ぐ…っ」 口を押さえ、身を屈める。 「ひと…りに…っ」 「大丈夫!?」 倒れそうになるディランドゥを支えたのは。 「お…ん、な…っ」 ディランドゥが赤銅の瞳を向ける先、ドラグエナジストの結晶で作られたペンダントが揺れた。 「大丈夫だよ、あたし、ここにいるから!」 ステルスマントに覆われた、「視えないガイメレフ」の位置を見抜き、ディランドゥの頬に生涯消えぬ傷跡をつける原因を作った女。 ドルンカーク様が注目していた、幻の月の女。 薄れゆく意識の中、部下を全て殺され、精神の均衡を保てなくなったディランドゥの傍にいたのは、ここにいるはずのない少女だった。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
エドガー×姉上2005-11-13 Sun 01:14
「…姉上?」
「なに? カイン」 カインが襲撃された日から十日ほど経った日の朝、いつものようにメルローデの部屋の扉を開けて入ってきたカインは、メルローデを見て眉根を寄せた。 「…どうしたの? 顔色、よくないよ」 「え…そ、そう? 私は元気よ、心配しないで」 メルローデは笑って首を振った。カインと共に廊下を歩きながら、自然と拳を握り締める。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
エドガー×姉上×リオウ2005-11-12 Sat 02:09
チリッとした痛みが走った。小さく悲鳴をあげると、メルローデの首の付け根に顔を伏せていたリオウが、くすりと笑った。
「今夜の記念だよ」 「え…?」 「君が僕のものになった、記念…」 リオウはそう言って身を起こし、わずかに血の滲んでいるそこを指で拭った。 「君はこれを見るたびに思い出すはずだよ、今夜のことをね。それにこれが消えないうちは、君はエドガー様の前で、素肌をさらすことは出来ない」 「リオウ…!」 涙を浮かべるメルローデに向かって、リオウは実に楽しそうに笑った。 「明日の建国祭、僕はカイン様を殺さない」 「…本当に…?」 「僕は、嘘は言わない」 リオウはそう言って、メルローデの横に寝転がると、まっすぐにメルローデを見つめた。 「僕を信じて…」 囁くようにつぶやくと、メルローデを強く抱きしめた。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
リオウ×姉上2005-11-11 Fri 02:06
エドガーと関係を持ってしまったあの夜から、メルローデは見えない恐怖に怯えていた。
人前でそれを顔に出すことはしない。そこまで落ちてはいない。仮にも王女だ。毅然とした振る舞いは身についている。 ただ、カインのためとは言え、エドガーの部屋を訪れるときだけは、気が重かった。 幸いにもあれからエドガーが自分を呼びつけるようなことはなく、メルローデは内心胸をなでおろしている。だが、カインと共にエドガーの部屋を訪れ、彼の顔を見るたびに、あの夜のことが脳裏にちらついて、メルローデは前で組んだ両手をいつも固く握り合わせ、こらえるのだった。 エドガーはそんなメルローデの気持ちを知ってか知らずか、いつも通りにカインに接している。 だが彼も少し変わったように思えた。 いつも訪れるたびに憎まれ口を叩いていたエドガーが、口の端をあげ、ふたりを出迎えるようになったのだ。 それは喜ばしい進歩と言えたが、メルローデには、何か意図があるような気がして、素直に喜ぶことはできなかった。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
エドガー×姉上2005-11-09 Wed 04:11
それは、不幸な事故だったのだ――
メルローデは、逝去した両親のことを思うたび、胸がつぶれる思いをしていた。 誰が悪いわけでもなかった。ほんの少し、運が悪かっただけなのだ。 ローデンクランツの国王と王妃、そして双子の弟が事故に遭い、死んだ。誰にも予測できない、馬車の事故だった。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
物語を語ろう・252005-11-04 Fri 17:04
かつて私には、憧れてやまないものがあった。
綺麗な洋服だとか、自分を綺麗にしてくれる化粧だとか、そんな些細なものだ。 いつからだろう。それを遠くに感じるようになったのは。 いくら手を伸ばしても、お世辞にも長いとはいえない私の腕は、遠ざかる憧れの物へかすりもせず、まっすぐに伸びていくだけなのだ。 ぴんとはりつめる私の手をつかんだのは、 つかんだのは―― |
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