あるとくぺらせす

小説置き場

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アリスと共に私の夏休みは始まり、アリスの終わりと共に私の夏休みも終わりました。
この夏はアリスに捧げました。悔いはありません。
そんな私の夏を覗いてくださった方に、感謝を捧げます。
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ようやく「歪みの国のアリス」の連載を終えました。
読んでくださった方ありがとうございました!
また何か書けましたら載せたいと思います。
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幸せの選択

 私は、あまり迷わなかった。迷うと、余計なことをたくさん考えそうになる。
 だから、後のことは何も考えずに、結論を出した。
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更新お知らせ

WEB拍手にて「真実の法廷2」の続き、BADENDを載せました。
連載は次で最終回です。

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真実の法廷2

気づけば私は、お母さんと一緒に過ごした家の中にいた。
 ビルも女王様も、誰もいない。
 懐かしい自分の部屋の中、机に頬杖をついて、ぼうっとしていた。
 お母さんの機嫌、今日はよくなるといいな、とかそんなことを思っていたような気がする。
 しばらくすると、机の上に無造作に置いていた携帯がメールを着信する音を発した。
 親友かな、と思いながら二つ折りの携帯を開くと、差出人は「武村」となっている。
「…武村さん?」
 私は目を丸くした。珍しいな、武村さんがメールなんて…
 ボタンを操作して文面を読む。これからこっちに来るそうだ。変なの。どうして私に知らせるんだろう?
 もしかしたら、お母さんの携帯と間違えたのかもしれない。そう思うとおかしくて笑ってしまった。
 私は携帯を片手に部屋から出て、お母さんに見つからないよう、そっと家を出た。
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真実の法廷1

 私は、ぽかんとしてその文章を眺めた。
 …猫が誰かって…?
 ウサギや女王様は思いつくけど、猫…?
 これには困ってしまった。
 チェシャ猫が人間だとしたら誰かなんて、思い浮かぶはずがない。該当する人って、いる?
 私は眉間にしわをよせて、プリントとにらめっこをした。いくら睨んでいたってわかるはずがないのだけれど…
 悩んだ挙句、私はシャーペンを取り出して、こう書いてみた。
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アクセス解析を見ると、ネウロ関係でお越しくださっている方がとても多いです。すいません、更新が滞っててすみません…
でも許してくれ! 今の最萌えを! 今の最萌えを大事にしたいんだ!
と言い訳しつつ、それでもお越しくださって、作品を読んでくださる全ての方たちに感謝を捧げます。
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オチも大体予想されてきた「歪みの国のアリス」。
WEB拍手にてBADENDを載せました。
書き終えて「これもひとつのハッピーENDだなあ」としみじみと思いました。
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裁判の前に

 夕食のカレーを食べ終え、なんだかんだとしているうちに、寝る時間になった。
 私はいつものようにチェシャ猫を枕元に置いて、ベッドに潜る。
 その時、ビルと出会ったことを話そうかどうか迷った。

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歪みの国のアリス、やってない選択肢を選んでおります。
へーーこうなるのかー! と楽しんでます。
これってホラーの仮面をかぶった乙女ゲーと言っても過言ではないですよね。
今まで高いお金出してゲームソフト買ってたのに、数百円でこれだけハマれるゲーム……素晴らしい!
そんな愛から生まれた作品を読んでくださる全ての方に、感謝の気持ちをこめて。
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忍び寄る足音

 辺りはもう暗かったけれど、校庭のライトが照らされていたので、そんなに暗いとは思わなかった。
 門から一歩出るだけで、違う世界へ足を踏み入れたのだという錯覚さえする。
 武村さんは、その違う世界の住人で、私を迎えに来たかのように、立っていた。 
「武村さん…退院したの? 良かった…」
「ああ、連絡を取ろうにも、僕はどうも、君の叔父さんに嫌われているようでね、教えてもらえなかったんだ。だからなんとか君の通う高校を探して、今に至るというわけさ」
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王宮小説を手がけるにあたり、ゲームをやったり記憶をたどったりしてなんとか書いていましたが、先日コゼットがエドガーを呼ぶ際に使う言葉は「お兄様」ではなく「兄様」であることを知ってしまったぁあああああぁあああと頭を抱えました。
ずっと「お兄様」だと思ってたのに…なんで「兄様」なんだ…シモーヌの教育の賜物か…
オースティン様をたぶらかして不倫EDなんて夢見た時代が、私にもありました。
こんな中途半端な私の作品を読んでくださる方、いつもありがとうございます。
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初めてやった携帯アプリ「歪みの国のアリス」にハマっております…
ノベル化してくれないかなあ。
愛が暴走して思わず一本書いちまいました。
読んでくださる方には、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
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リオウルート2

「メルローデ! …無事だったか」
「エドガー…」
「ゆうべはお前をひとりにするのではなかった。ずっといるべきだったな」
「あなた…」
「なんだ?」
 何を言っているの? と言おうとしたメルローデは、エドガーは何も知らないことに気づき、口を閉ざした。
 カインや自分が襲われたのは、皆エドガーの母親、シモーヌが仕組んだことだとリオウに聞かされ、メルローデの気持ちは沈んでいた。
 シモーヌはメルローデの両親が生きている頃から親同士の交流があり、ずっと親睦を深めてきたと思っていた。だがメルローデの両親が死ぬと同時に、彼らの中でも何かが壊れたのだろう。シモーヌは元来王妃が平民の出だということで、冷たい態度で接することがたびたびあった。だがここまで非道な手に出るほど愚かな真似をする人とは気づけなかった。エドガーだけが、何も知らない。母親が罪に手を染めていることを知らないのは、母親が護ろうとしている息子だけなのだ。
「いいえ。私は平気だわ。それより、あなたに話さなくてはならないことがあって…」
「――リオウのことか?」
「!」
 メルローデが息を呑むと、エドガーは口元をゆがめた。
「ゆうべの一件で、おまえを助けたのはリオウだと聞いている。…おまえはそれで、俺を切るつもりなのか?」
「切るだなんて…! 私は…、私は、リオウにこれからも傍に居て欲しいと思っただけだわ」
「それを切ると言うのだ。…俺を捨ててあのような男を選ぶとは。母親の血は隠せぬか?」
「…!」
 メルローデはかっと目を開き、エドガーをにらみつけた。
「あなたがそんなことを言う人だったなんて!」
「事実であろう。お前がそのつもりでも、俺の気持ちは変わらんぞ。最初から俺はそうやってお前を抱いてきた。これからもだ」
「あなたが変わらないというなら、私が変わるわ。もしまた私の寝室に無理やり押し入ろうとしたら、私はその場で命を断つ。これ以上あなたの好きにはさせない!」
「っ!」
 エドガーはメルローデの気迫に押され、一瞬身動きが取れなかった。力でねじふせるのはたやすいことだと軽く見ていた相手に牙を向かれ、屈辱とほのかな畏怖の念が胸中をよぎる。エドガーはそれを悟られまいと、ぐっと背筋を正した。
「…よかろう。お前がそういうつもりなら、俺は別の方面から手を打つ。俺は簡単に、お前を手放したりはせんぞ」
 メルローデはぎくりとした。エドガーが動けば、真実がおのずとわかってしまうだろう。エドガーは知らずに火の中に飛び込もうとしている。それを止められるのはメルローデだけだ。だがそうしたところで、ふたりの関係は変わらない。メルローデはリオウを選んだ。この選択をしたからには、もう後へは引けない。
「俺を止められるか?」
 エドガーは不適に笑った。
「…止めないわ」
 メルローデはエドガーの予想とは違った表情で首を振った。
「なんだと?」
「私は、ただ見守るだけ。あなたに待ち受けている全てのことを、ただずっと、見守っているわ」
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崩れ去る日常

 今でもたまに夢を見る。
 私が小さい頃悲しみから逃れるために創り上げた国へ遊びに行く夢。
 仕立て屋のハリーくんは相変わらず私を食べようと舌なめずりをするし、あんぱんたちは「こしあんか、つぶあん、どっちだ!?」って詰め寄ってきて、私を困らせる。
 公爵夫人に食べられた廃棄くんも出てきて、私のぼんやりさを見かねて色々と突っ込みを入れてくれる。
 蛙たちはやっぱり忙しそうに料理を運んでいるし、公爵夫人は公爵の手の上からがつがつ食事が止まらない。
 みんな、変わらない。
 私の首をはねようとする女王さまも、帽子屋も、ネムリネズミも、みんな、みんな。
 でもその中に、いない人たちもいる。

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